街中でよく見かける舗装工事。
でも、どんな手順でどんな種類があるのかご存知ですか?
今回は、そんな舗装工事について詳しく紹介します。
舗装工事とは?
舗装工事は人や自動車などが安全に通行を行えるように、地盤をアスファルトやコンクリートで敷き固める工事の事です。
主に行われる場所は、公共の道路、施設、店舗の駐車場、ぬかるみや粉塵を防ぎたい場所です。
安全性だけでなく、景観を綺麗にしたい場合も工事を行います。
舗装工事の種類
舗装工事の種類は、大きく分けて3種類あります
アスファルト舗装
アスファルト舗装は、駐車場や道路などの一般道に行われる舗装です。
アスファルトに砕石や砂など骨材を混ぜて加熱したものを使用します。
クッション性が高く走行音なども抑えることが出来ます。
単価も安く、工事期間も短く済みます。
しかし、耐久性は低いので定期的なメンテナンスが必要です。
コンクリート塗装
セメントと石と水を混ぜたコンクリート合材と呼ばれるものを使います。
歩道や車道で使われます。
コンクリート舗装を行う場合は、内部に鉄筋を入れて施工される場合もあります。
耐久性はアスファルトよりも高く、重車両や交通量の激しい場所に適しています。
特殊舗装
特殊舗装は、カラー剤を混ぜたカラー舗装やなど用途に合わせた舗装を行うことです。
自転車レーンや歩道の色を変えたりと、一目で分かるものから、水はけを良くするものまで多種にわたります。
舗装工事の流れ
①構造設計を立てる
地盤の支持力や交通量、気象条件などの条件などを考えた道路を作るための設計を考える
②現場を測量する
実際に設計図書通りの舗装を施工するために施工業者が施工の前の測量を行います。
③路床工事
地盤を整形し、締め固めることです。
④路盤工事
路盤材料を敷き均し、締め固めることです。
⑤基層工事
路盤の不陸を整生し、表層に加わる交通荷重を路盤に均等に伝える為に行うものです。
⑥表層工事
舗装の一番上の部分の表層を敷き固める工事です。
まとめ
舗装工事は、表面の見える部分以外にも重要な工事の工程があります。
舗装の種類も場所によって違うので、外を歩く時にはその違いを比べてみるもの面白いかもせしれません。